スタッズを通すには事前に「穴をあける作業」があります
スタッズを打つ機械があれば 穴開けからセットして爪を曲げて打ち込むまでワンアクションで出来ますが、うちは手作業です
穴の入り口と出口が同じになるように垂直に打ち込むのですが、革が厚い分容易ではありません
何度も何度も失敗し、計算外の歪みに悩まされた過去があります
スタッズの爪の幅によって打ち具もカスタムし、刺さりと抜けが良いようにグラインダーで削り 方眼紙をまとめた束に何度もまっすぐ打てるように練習しました
正直80点アベレージは出せますが、常に100点とはまだまだいきません
穴をあける
寸分たがわずそれをすることは長い長い道なのだと思います