月別アーカイブ: 2014年2月

DICE

DSCdice

カタログに間に合いませんでしたがTHUGLIMINALの最初のモデルはこの「DICE」です
「1 line 」があって「2 lines 」があれば「3 lines 」もあります

「3 lines 」通称 DICE です

鋲ベルトを基礎に展開しているので、最初に作ったのはビッシリ打ち込まれているスタンダードなモデルでした
しかし革の仕立てや革の表情が何も見えなくなるスタッズ配列に違和感を覚え、「せっかくなら表情がわかるように間引こうかな」とこの DICE となりました

ひねりもなく無骨な表情ですが鋲ベルトらしさと革の経年変化を両方楽しんでいただけると思います

CATALOG

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WEBSITEのCATALOGが開きました

自画自賛ですが、シンプルで見やすい仕様になっていると思います

写真で伝えられない質感

厚さや肌触り
しなやかさ 硬さ
重さ 軽さ

実際に触ってベルトループに通して伝えたい  それが本音です

ここがその最初の入り口の一つになるよう願っています

新しい試み

TH_ス~1

thugliminalにとってWEBSITEの誕生自体新しい試みです
どんなものを作っているのかも、どこで買えるのかも、どう作るかも、どこで会えるかも、すべては会わないことには始まらない特殊なスタイルで今までやらせて頂いていました

広がりのない極々最小単位の商売ではありますが、「深くお客様と話し、お互い理解のあったところで気持ちを込めて作る」これを具体化するのには必要な不自由でした

初心は忘れずとも変化することも必要でした。これは結果論ですが形を変えれば吹く風向きも変わります
呼びこまれた新しい風を素直に受けるとともに、それが嬉しさに代わるよう今後も努力していきます

WEBSITEもそろそろ一つの完成形をお見せできると思います よろしくお願い致します

つまみ、ひねり、ねじりぬく

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工具はもちろん大事ですが、その中でも「ペンチ」は重要な道具です
棒ヤスリでSTADSの爪が掴みやすいように好みの形に削りだしました

STADSWORKは工程はシンプルで特殊なことはありません
ただ
長年やって気づいたことですが手首にすごく負担がかかります

力を込めて爪を握り
革に先端が埋まるようにひねり
手首をねじり
力を抜いてスッと抜く

ただこれを繰り返します 単調な淡々とした作業です

最近はスタッズを止める良い機械があるようです
否定も肯定も出来るほど知らないので何とも言えないので一度見てみたいですね

「手打ちが偉い」とか「機械じゃダメだ」とかじゃないと思うのです

核にあるのは「もっといいものが作れるかどうか」だと思います

化粧箱

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ベルトを納品する箱です
ロゴマークをシルクスクリーンで手刷りします

表面がボコボコして手刷り特有の粗さがありますがそれはそれで良いです

最初は作ったものをむき出しで渡すのも不精すぎるなと思い、制作することになりましたが、今では大事な役割を果たしてくれています