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ウォレットチェーン用回転トチカンをご用意しました

先日のウォレットチェーンのブログで話した自分が使用しているトチカン(財布に取り付けるチェーンをひっかけるループ)を少量ご用意しました

とりあえずニッケルシルバー3つ 真鍮無垢3つ のみです

公には売らないので、気になる方はメッセージください

 

久しぶりにこういった金具を買いに行きました(昔に大量に買いストックがあるので最近は行きません)

正直、今の金属の値段の高騰に驚きました やり始めた当時から比べたら倍以上ですね

ゴールドやシルバーだけでなく、ありとあらゆる金属の値段が高騰しているようです まあ需要高や円安、世界情勢などいろいろな要因があるのでしょう

ウォレットチェーンの装着について

うちのTHUGLIMINAL WALLETのハトメ穴についてです

合わせてチェーンやコードを使っている方も多いのかと思います

うちのハトメ穴は直径が大きめの物を使っていますが、手縫いの糸を避けるため淵のギリギリには打ち込んでいません

ものによってはこのままだと直接チェーンのフックなどが通らない場合もございます

自分や周りの皆様の対応策の一例を紹介させてください

自分は市販の裏ねじ型のドロップハンドルトチカンと呼ばれる金具を装着しております 回転型と呼ばれる首が回るタイプのほうが使い勝手が良いと思います

他のお客様ではシルバーのTバーリング状のワイヤーを用いたり、丸カンと呼ばれる円形の金具を装着していたりと様々です

チェーンの形状に合った金具を選ばれるのが良いかと思います

これを機に数個うちの財布に合う金具を仕入れてみようかと思います またご用意が出来ましたらこちらで報告いたします


経過報告

ITTI別注の財布を使い始めて3か月ほど

タフさを検証すべく、かなりガジガジと気にしないで使い込んでみましたが、まだ写真で分かるほどの大きなアジは出ていないようです

表面に細かな擦れや傷はあるものの、丈夫な革を使用しているので数か月ではこんなもんでしょう

小銭入れの使いやすさ

このサイズで折りたたまないで入る札

カード入れの多さ

手前味噌ですが、本当によくできた形だと思っています

 

ちなみにこれを使う前に2年ほど使い込んだロングウォレットがこんな感じ

ブラウンな分、アジは分かりやすいです 少しずつ良く触れる部位が濃くなって育っていく様が嬉しいです

ちなみに2年間ノーメンテナンスですが、まだまだ油分があり、大丈夫です

 

これからさらにラフに使い込んでみようと思っています

菊寄せ(きくよせ)

THUGLIMINAL×ITTI smart wallet

この財布が東京の下町の腕の確かな職人さんがひとつひとつ丁寧に作っていると以前説明しましたが、その中で際立つ一つの技術を紹介します

コインポケットの部分に曲線の革の折り返し処理の部分があるのですが、ここに「菊寄せ」といわれる細かなギャザー仕立てがあります

ギャザーが菊の花びらを連想させることからそう呼ばれ、ひとつひとつのヒダは千枚通しのような道具で入れられます 非常に手間のかかる仕立てで、昔の職人はこの処理の美しさで技量を競ったと言われています

こういった部分をまじまじと見入っていると、自分にはない素晴らしい技術でこの財布が出来ているのだなと改めて思います

手縫いだけで仕上げたものはハンドメイド ミシンを使えばマシンメイド・・?

いや、きちんと熟練の職人のハンドメイドの技が細かな部分に見ることが出来ます

thugliminal×ITTI smart wallet

見た目はコンパクトなラウンドジップ型のウォレットです

表面はTHUGLIMINALのベルトに使用するベルギー原皮のタンニン鞣しのサドルレザーに加脂したものを用いています

ここからエイジングが楽しみなブラウンとブラックの2種を用意しました

ファスナーはブラウンレザーがゴールドでブラックレザーがシルバーカラーです

ファスナーテープは摩擦などの耐久性に富んだ混紡のテープ 引手はITTIオリジナルを使用しています 掴みやすくスライドさせやすいです

中を開けると合計11枚入るカードスロットと2つのフリーポケットがあります

左下にTHUGLIMINALとITTIの刻印

カードスロットはコンパクトに仕上げるため厚さを薄くする必要があり、タンニン鞣しの革は極度に薄くすると強度に不安があります

そこでカードの革と裏地の間に「カーボンフィルム」を挟み込み強度を出しています

これによりレザーの質感と機能面での強度が両立できました

この財布の特徴でもある構造がこの札入れの仕様です

左右のカードスロットが持ち上がり、コンパクトな財布でありながら札を折らずに収納することが出来ます

上記の写真のように一万円札とその他の札を区別して収納することも可能です

コインポケットはボックス型に開く明け口の広い構造で、コインを取り出すのが容易です

小さめの財布というのは小銭が取り出しにくい欠点がありましたが、この構造でクリアしています

コインポケットの下には2か所のフリーポケットがあります

サイズは H9.0cm × W14.5cm × D2.4cm

男性が持ってもちょうど違和感のないサイズだと思っています

 

元からあるTHUGLIMINAL WALLETはオールハンドメイド

今回の財布はマシンメイドではありますが、ハンドメイドでは難しい薄さと機能性を両立させたモデルです

作っている職人さんは東京下町の職人さん 日本の物つくりの根幹を支えている大事な方々です その仕事の細かさと美しさをぜひ手に取ってみていただきたいアイテムです

長文になってしまいましたが、それだけ自身、興奮できるアイテムです

7/19 土曜日からWEBSHOPにて限定数販売開始いたします 

25周年の締めくくり

東京下町の職人の物作りを巧みに指揮し、優れたプロダクトアイデアで「今」を表現するブランド ITTI(イッチ)

デザイナーの青木と出会ってもう20年以上たつ

彼がITTIを始める前のブランドの時に会社内の合同で行われていた展示会から、晴れて単独開催の展示会が開けるようになった時だった

そんな晴れ舞台を彼は一緒にやらないかと誘ってくれた

その時のことを今でも感謝と共によく覚えている

業界の右も左も、ましてや卸しなんて経験もないし、さらに多くの人に見てもらうなんて事すら初めて、、初めてづくしでひどく困惑していたと思う それでもやってみると言った 単に楽しそうだと感じた

世間の見方とは違うかもしれないが、自分にとって彼の物つくりは「自由」だ

カバンや財布といった制限やセオリーが多くあるプロダクトの基礎を踏まえながらも作り上げるものは思うがままに筆を動かした自由さがある 

美しいが壊しているし、守っていながら遊んでいる

そんな繊細な物つくりと荒々しい鋲ベルトの共演はカオスだったかもしれないが良い思い出だ

そこで出会った人たちにこれまた支えられて今の自分がある

 

今回作り上げたのはラウンドジップ型のミディアムサイズの財布

初めて見た時、正直感動した 今や天上のブランドなのにまだ壊してるのかと、今もなんて美しいんだって衝撃だった

だからダメもとで頼んでみた 25周年だというくだらない大義名分を持ちながら、この財布とTHUGLIMINALを融合したいって

優しい彼のおかげでこれが実現した

 

機能的だけど見たことない やはり美しいけど壊してる それにうちの無骨さがはいりこんだプロダクトが出来ました これもまた一つの自由さなんだと思う

ただいま撮影の真っ最中 細かな機能性がちりばめられていて正直撮影が難航している 伝わり切れるのか不安もある

綺麗には撮れないかもしれないけど、一生懸命伝えてみよう 

 



十数年使用 WALLET

自身の BLACK/BROWN WALLET

先日ふと思い立ち、財布を新調することにしました

別に何かが壊れたわけではありません 経年経過のサンプルとして保存でもしようかなと

よく手で触る場所、手縫い糸の跡 各所に永く使用した痕跡が見られます

パンツのバックポケットに入れて使用していて、作り手としてはどうなんだとは思いますが、荒々しく使ってもとにかくタフについてきてくれたなぁと思います

いろいろな場面一緒に過ごしました ありがとう

12 years favorite

正確に覚えているわけではありませんが、おおよそ12年愛用の財布

何も壊れていませんのでまだまだ使えます

ただそろそろ殿堂入りしてもらって、新たな財布に新調しようかと思います

堅牢度を突き詰めたネイティヴアメリカンの手法は本物ですね 先人たちの知恵には頭が下がります

新しい技術にも目を向けることも重要ですが、積み上げられてきたこういった技術もまた尊重すべきですね