カテゴリー別アーカイブ: diary

苔のむすまで

久しぶりにカメラを持ち出し小さな旅に

なぜかカメラを構えて撮るものがコケや足元ばかりで
同じような写真ばかりで少々笑えます

夏もまだ残る山中に聞こえる音だけを聞いていると何とも時間を忘れてただそこに入れるような感覚で・・

それだけ年を取ったのでしょうね

1999

相も変わらず革は思い通りにならず

相も変わらず新しい壁が現れる

上手くなったのか
下手になったのか

そもそも基礎から間違えて覚えたんじゃないか?

いまだに  いまだに思うままにならず

懐の実に深いこと 革

黒と銀 黒と金

真鍮色(ゴールド)が気分の時

ニッケル色(シルバー)が気分の時

定期的な周波数のようにマイブームが変わります
今は 黒と銀

鋲ベルトらしい鋲ベルトに
まあそれだけ巻く人も選ぶし、アクも強いですが

手間をかける

ふと見た料理番組が「おいしい物を食べてもらいたいと思い、かける手間が大事なんだ」と言っていました

手間がかかるということは時間がかかるという事
その先に相手がいて思う事で成立するその「手間暇」

物つくりも かくあるべき
そうでありたいと思います

価値

気に入って手放せない愛着ある物
それが自分が信じれる「価値」です

初めて手に入れたお気に入りのブーツを手入れして眺めている時間が好きなように
そのようなものを作れたらいいなといつも思います

価値観という言葉が時に人と違う事を指し示すように「価値」の置き場所は人によって様々です

物が飽和し、流行廃りは細分化し速度は増すばかり
すたれて消える物や事 突き詰める間もなく上塗りされる新しい価値観

若い人は出る杭にならず、右に倣うのが楽な時代だとも聞こえてきます

今一度考えさせられます 価値とはなんだろうかと

突き抜けるときはいつも

ずっと作業を黙々と

ただ黙々と手を動かしていると不意に
「このやり方でいいのだろうか?」と

なぜ数年何の疑問も持たぬことに突然天啓の如くそう思うときがあります

ただこれが辛くも面白くもあるところは
答えではなく
ただの疑問の域を出ない事です

いつも答えは疑問の中から

まとまると気付く

最近はずっと制作の連続でひっきりなしに作業に追われています
普段は気に留めない小さな工程もその数がまとまると腕の筋菊が悲鳴を上げるようなこともしばしばでして・・
単純に年を取ったなぁと実感します

一つ一つのクオリティを落とさず作業することも、ごく当たり前の事ですが何十個も繰り返せば悪い意味での「慣れ」が生じることもあると思い、その度にチェックを入れて作業に臨んでいます

当たり前だと思う事も幾度となく繰り返してきた作業でも慢心せず疑ってかからねばと思っています

革を漉く

ベルトのバックルを取り付ける部分の革を薄くするため、「漉き(すき)」という工程を施します
革の柔らかさに個体差があるため時間はかかりますが、その都度見ながらできる手動の漉き機を使用しています

漉きこそがレザークラフトにおいて最重要という方がいるほど、地味ですが大事な作業です

それと桜の時期でした
桜は花にもちろんのごとく目がいきますが、この木の黒さが桜を引き立てているんだと個人的には思っています
もうそろそろバイクも気持ち良い時期が来そうです