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ONE HOLE BELT

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イングランドを主とするヨーロッパでのオーダーメイドテーラーでの粋な遊びの一つでワンホールベルトがあります(正式名称は知りません)

ワンスタイルワンベルトを意味し、スタイルが変わればまた新しいワンホールベルトを用意する 

オーダーメイドでしかなしえないこのベルトは装着した時に使っていないベルトホールが見えない・・というか1つしかないので見た目が非常にシンプルな見た目になります(通常は5穴あります)

このほかにも1枚しか入らない名刺入れ(あなたに会うためだけにこの日の用意はできていますという礼節という説があります)などがあり、言うなれば「粋」を表した遊びです

コバにはいつものフィニッシュの上から蝋を溶かし塗り込みました 革の厚さも7mmオーバーの極めて厚いレザーを原厚(革本来の厚みを無加工で使用)で製作しています

正直おすすめはしません笑

困ったことに

年々見えなくなっている目

特に乱視が仕事がしづらい

眼だけはよかったんだが、目が良いと老眼が早いというけど

それに乱視に乗って相乗効果で困ったもんです

2024-1999

自身の表現の場としてクソガキが掲げた馬印

立ってるのもやっとなのに、見せかけの鎧着て大きく見せてたな

上手に仕上げられず悔しいが、人に聞いたら負けな気がして悶々としたり、、思い通りに手が動かずあたり散らかしたり、もう正直向いてないから何度やめようとしたか分からない

書けば書くほど恥部だらけで、こう書いているだけで思い出して逃げ出したくなるけど、それでも何とか続けてこれた

今もこうして続いているのは皆のおかげです 感謝しています

日々早々

気が付けば年の瀬 少し前まで1年が早いなと言われても、正直なところピンときていなかった

1日のうちに作業やら人と会ったりとか、なんだかんだとしているので、正直1週間前の出来事がまだ1週間かと思うところが正直な感想だった 1年前などかなりの昔に感じられたものだった

それがどういうわけか、それともただの加齢なのかわからないが、とうとう自分でも1年の過ぎ去る速さをひしひしと感じるようになった 

  

冬の作業場は凛と冷たい なぜか革細工の工具は無駄に金属製ばかりのため氷を触っている様

お湯でいちいち手を温めに行くのがおっくうで、湯たんぽを膝の上に置いてそれをいちいち触りながらの作業 ながら聞きしているラジオからも年末という言葉が連呼されてる

今年は年跨ぎで製作してます まあ季節の行事に無頓着なので大した変わりはありませんが笑

みなさん よいお年を

染革

革を自身で染めるようになって幾年経ちます

いうこと聞く革も癖だらけで頭を悩ます革も染めてみると余計に革の個性というものが様々だということを思い知らされ続けています

乾かしては染めて、時間をおいては染めて、革を引っ張っては染めて

表面だけに染料がとどまらないよう、あれこれとやりながら最近何となくコツのようなものを掴みかけている気がします

身近なもの

gavialのサングラス

マジカルとゴールデンレシオの指輪

親父の形見の腕時計

tenderloinの眼鏡

昔のインディアンジュエリーのバングル

フリマで500円で買ったライター

ジバンシーのレザーグローブ

 

こうまとめて見ると節操のないというかまとまりがないというか、それでも気に入っているということでまあよしとしています

綺麗な水

80年代の川崎市で育った環境の反動なのか、大人になって観光でどこに行くかと言えば水のきれいな場所

守りつつ攻める

先日事情があり少しだけ鹿児島へ行きました

そこで見せてもらった薩摩切子の制作風景

中に若い方が多いことに少々驚きました 話を聞く感じ、創作の姿勢は伝統の保持よりも技術を使った新しいスタイルの模索という印象

伝統の壊し方 壊すといっても伝統の上にしっかりと立っている

新しい各々の何かを求めてぎらついている感覚には考えるものがありました

基礎の素材

革は年に何回かまとまった数を発注します

国内に持ち込んだ後、うちのベルトの型でベルトの帯に加工します

以前は黒の革やヌメも茶色もありましたが、今は自身で染色するので大元になる革は基本1種類です

革の出来具合によって厚みを調整します0.1とか0.2mmで風合いというのは大きく変わります

相も変わらず強度重視で小傷などもあるワイルドな革ですが「しなる」し「ねばる」良い素材だと思っています