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諸々製作中

thugliminal studsbelt leatherbelt studded studdedbelt サグリミナル 鋲ベルト レザーベルト レザークラフト スタッズベルト スタッズ gavial geruga

オーダー品 順に製作しています もう少々のお待ちを

今年も温かくなってくると恒例のユニフォーム製作の時期だなぁと これも取り掛かります

最近、納品の際、渡したものを囲みコーヒーとタバコで雑談している時間がより豊かな時間に思えています

作ってよかったと思えることが今の今まで続いてくれていることに感謝します


my bag

堅牢 機能性 使いやすさ 拡張性

それらを考慮したらミリタリーバッグにたどり着きました 最近はほぼこの2つです

防水でバイクにくくり付けることもできるし、雑に扱っても大丈夫です

ノートパソコンを入れても、底打ちしないようにポケットが底上げしてあったり、ショルダー部分の高さ位置調整が可能だったり、背中側のクッションが軽量ウレタンで柔らかいことなどなど男心をくすぐるディテールが満載です

ひとつひとつ作る

レーザーで加工するモデルの場合、染めと色止めとレーザー加工の順序が非常に重要で手順を間違うと色が入らなかったり、色落ちがしたりと製品になりません

そしてその工程が繰り返されるので、正直混乱する場合があります(まだまだなんだと実感します)

例えれば1.2.3.4.5.6.4.5.6.7.8.7.8.9.10 というような感じです

これの量産となると軽く混乱し、思考停止の時間があります

何年やろうがまだまだです ほんとうにまだまだだなぁと

近状報告

まだまだ寒い日が続く

暖かくなったら良いんだけど、春は花粉があるから手放しでは喜べない

寒さで氷のように冷たい工具が細かな動きを鈍らせるけど、部屋を暖めながら、コーヒー飲みながらマイペースに作っています

ここ最近いろいろと新しい縁が生まれて、真新しい反応がうれしい

今まで何本作ったかな それでも人に渡れば 1分の1

真新しい気持ちで作業しようと思う

aged ST belt

乾燥が強めのナチュラルカラーのST

本来は表面から汚れを取った後にオイルを入れるのだけれど、経年変化したヌメはブラウンは濃くなってしまう

今までの風合いを残したいという意向から、ホホバオイル系のレザークリーナーで加湿と防カビを施した

その人の腰のカーブに沿った弓なりのベルトになっていて、いつも使ってくれているのだと嬉しくなる

これからも大事にしてください

2024=25<2025

今年も各方面いろいろな方々に大変お世話になりました

そしてここを見てくださる方々 本当にありがとうございました

今年もいろいろとありましたが、25年目を機に改めて凝り固まった日常や自身で築いてしまったつまらない常識にもう一度向き合えた気がします

来年は新型の投入やらまたいろいろと考えています それと東京以外にも顔を出したいなと思っています

  

良いお年をお迎えください

live

ザ クロマニヨンズ を見た

2バンド出て、一つ目のバンドの時は真ん中くらいで見てたんだけど、クロマニオンズが始まるときに歓声とともに人の波に押されて、思いのほか前のほうに流されてた


ムアッとする人の熱気 身体がこすれあう距離 こんなに前のほうでライブを見ること自体久しぶりだ

正直、 クロマニヨンズ を追っかけて聞いていたほうではない 良い機会をもらえて見れるタイミングだったのもあるけど、見たい理由はほかにもあった

 

 

14歳のとき、実家の近くの大学の学園祭にブルーハーツが来た

チケットなんてどう取っていいかもわからなかったけど、運営部みたいなところに直接行ってどうにかこうにか緊張しながらチケットを手にしたことを覚えている

それが初めてのライブだった 音圧、熱気 聞こえないくらいの歓声 圧倒された

うちはまだCDプレイヤーがなくて、友達に作ってもらったカセットテープから繰り返し聞いた歌が目の前で奏でられるその空間は記憶に焼き付くには十分な衝撃だった

あの時からもう30年以上——– 何だかいろいろな事を考えてしまうなと思っていた矢先

 

真横に足を振り上げて、舌を出して寄り目のヒロトが爆音とともに姿を見せた

 

あー もう なんだかなぁ なんかよー考えてたんだけどさ 俺今なんか思うとこだったんだけどさぁ——-

正当退化

自分が10代20代の時代はミクスチャーの黎明期だった

過去在ったものを若い感性で混ぜ込んで「何でもあり」を「あり」にしてきた

無論、こんな突然変異の異物を認められない感情を持っている人たちはたくさんいたと思うし、新しいものはいつも否定の矛先になる 多分ずっとそうだろう

いつの時代も自分の立てたアンテナは、なかなか新しい周波数を受信してはくれない

 

そんな自分も年を重ね、10代20代のカルチャーを繰り返した歴史にきちんとなぞり理解が出来ていない 否定はしたくないが共感できない

もう60歳を軽く超えている往年のアーティストの新譜ジャケットを眺めながら思う

正当な退化だ 昔からあるあるの現象なんだろう

退化と向き合い、どう見せるか 

物を作る仕事の自分にとってこの事案と向き合って肘突き合わせて対峙しないとだなと思う

露店と笛と子供の声

作業台に向かいながら、昼からずっと聞こえる祭囃子

こんなに子供がどこにいたんだと思うほどに人に集まっている

手を止めてせめてお賽銭でもと音のより大きなほうへ

 

秋らしい気温の中で幾分浴衣も軽やかに見える

どうして味も質も判り切っている焼きそばを買うのかは理解できぬが、しっかりと手に持ったビニール袋からは紅ショウガが顔を覗かす

良い時間でした

プリントからボディが戻ってきました 発送準備進めています

もう少々お待ちを

サンプル

オーダーメイドなので作ったらすぐに人の手に渡ってしまうので、あんまりサンプルがないことに気づいてはいたが、なんとなく後回しにしていまいした

もう一度、きちんとサンプルをこしらえてみるのも良いかもなぁと

それはそれで時間をものすごく裂く行為なので恐ろしいですが・・