GERUGA GOLD/SILVER

GERUGAの新しいベルトです
顔料仕上げのゴールドとシルバー
鋲ベルトのデザインはうちのSHINEを使用

一見激しいカラーリングですが、光沢感を試行錯誤し抑えた印象を目指しました
メタリックの顔料は扱いが難しく、いかに綺麗に経年変化するかを打ち出すのに難航しました
粒子の荒いメタリック顔料は定着しにくく、ひび割れを起こしやすいものです
顔料の粘り気を上げれば色は淡くなり思い通りの色味にならず、色を優先すればひび割れのリスクがあがります
吹き付けのエアブラシの吹付口の調整し、顔料を調合して、ねばりと色味のバランスは良い塩梅を模索できたと思っています

表面のヘリ落としは最小限にとどめ、色味がきれいに出るようにしました

ベルトや小物は引き立て役 あくまで装いの中心は服です
常に見えているものではないが故、ふと見え隠れした際に目を引くアイテムで引き立てる それが本来の小物の役割です
「洒落る楽しみ」がこのベルトには詰まっていると思っています

老猫

最近作業場の前に来る

近所の方に聞けば18歳の老猫らしい
餌をもらいに来る時だけ少し鳴いて、少しだけ撫でさせる

もらえばすぐに去っていく

冬が厳しくなる季節が心配だがずっと厳しい冬を超えてきた猫の強さを信じようと思う

また明日もおいで

くだらなく曖昧な考察

大昔から服の趣味嗜好はあまり変わっていない
あいも変わらずサイズさえ合えば20年以上前の物を引っ張りだして羽織る事もしばしば

秋になると手に取る頻度が増えてくるのがネルシャツ
コットンネルも好きだがウールネルの柔らかい発色が昔から好きだ

チェックシャツについて昔から思う事がある
古着屋などで雑然と陳列してある無数のチェックの中から、なぜこのチェックが気に入って、今、手に取っているのかを説明できないという事
さらに数十枚並んでいても、気に入ったチェックはいつも悩まない、瞬時に良いと思っている事
そして家の洋服棚の陳列を見ても何の法則も見いだせない

この疑問に明確な答えを見い出せないでいる

その場所の匂い

バイクと車
いろいろ違うところはあるけど

一つ挙げるとするなら バイクは「匂い」がすること

この時期東京はキンモクセイの香りがする
それの強い匂いが一瞬鼻に入る そしてすぐ無くなる

あの匂いは好き

plain belt

ヌメ革のプレーンベルト
鋲ベルトのオーダーの中プレーンベルトのオーダーも増えてきたことは単純にうれしいことです

ベルギー産のこのヌメ革は傷も多く、高級バッグのような用途には適していません
しかし堅牢度、経年経過の美しさ、ベルトとして重要な程よい「しなり」 この部分において非常に優秀な皮革です

thugliminalでは堅牢度に問題がないと判断した若干の傷などは避けることなくそのまま使用します

厚いだけでも固いだけでもなく、ムチのようにしなる革
タンニンなめしでストレスなく均等になめされたこの革は使い込むほどに美しさが増していきます

その革の背骨の上の革だけをベルトに仕立てます

オーダーはホームページのcontactからメッセージを頂ければ対応させていただきます

バックルの通し方について

本来上の写真のようにバックルを通していると思いますが

THUGLIMINALでは2枚目の写真のように、片側のバックルに戻して通すのではなく、そのままベルトループに通すことをお勧めしています
革が厚いため無理にバックルに通そうとすると負荷がかかりレザーに余計なシワが入る原因になります
それと単純にこちらに慣れてしまうとベルトの着脱が容易なため楽です

この着け方でもベルトのホールド感が損なわれることはありませんので、参考にしてくださればと思います

表現

久しぶりにTHERE

今日想ったことは、商品やら作品やらの前に「表現」なんだと思ったことです
唐突で何のことやら分からないとは思いますが、何気ない会話の中でハッとした言葉でした

まあ正直言えばハッとしたなんて感じよりも、その言葉に抜け落ちた原点を見つけた瞬間、心中は恥ずかしく穴があったら入ったまま出てこないくらいの気持ちになりましたが・・

作り上げればそれは作品
商いのためにこしらえれば商品

作品の削りながら研ぎ澄ます感覚
しっかりと良い物を提供できるように技術やらで工程を積み上げていく商品の感覚

この融合の心の折り合いに悶々としていたりしましたが

「表現」

肩が軽くなりました

あと単純にこのロゴがかっこいいです