


オールシルバーカラーの JET BELT
手染めしたブラックレザーに単色のシルバーが鋲ベルトらしい仕上がり 使い込み光沢が鈍くなった時にこのベルトの完成点があると思っています
しかし、ここ数か月で写真が撮れたのはこれだけ
出来たら一通りチェックがてら眺めたら、すぐに箱詰めしてしまうのは悪い癖です
オールシルバーカラーの JET BELT
手染めしたブラックレザーに単色のシルバーが鋲ベルトらしい仕上がり 使い込み光沢が鈍くなった時にこのベルトの完成点があると思っています
しかし、ここ数か月で写真が撮れたのはこれだけ
出来たら一通りチェックがてら眺めたら、すぐに箱詰めしてしまうのは悪い癖です
GAVIAL 2022 Spring & Summer Collection
よく聞くコラボレーション・wネームというのは、うちにとってはある種実験的で新たな試みに挑戦する良い機会だと思っています
前回のTIGER belt でレーザー加工の新たな可能性を見いだせたので、それをどう昇華させるか?具体的に言えばもっとリアルに立体的に表現できるかというのが今回密かに挑んだチャレンジでもありました
数種類の染料と、オイルの濃淡であえてにじませて、独特な表情を表現ました
個人的にヒョウ柄というのはかっこいいと思えるストライクゾーンが極めて狭く、そこから漏れたものは安っぽく安易でして、大人でも様になるヒョウ柄をどうしても完成させてみたかった
こすり倒されたモチーフであるからこそ、それを避けるのではなく、ど真ん中を通してみたかったというのが本音です
正直、写真の腕の問題もありますが、実物を見て、巻いていただけると幸いです
腰に巻き、動いたときにこのベルトの伝えたい表情が顔を出します
ベルトは服に隠れ、時々のぞかせたその瞬間でこそ引き立つものです
当時、世の中になかった茶色の革の鋲ベルトが作りたい 品質のよい革で作りたい 革の表情が見えるように間引いたデザインを施したい
そう思った20歳くらい
今よりもひどくチープな仕上がりだったけど、思う通りのベルトを腰に巻いた時の満足感は今も鮮明に思い出せます
手前味噌ですが、今も秀逸なデザインだと思っています
ベルトは引き立て役 見えなくて当たり前
それが黒ならなおさら もっと言えばつけてる本人も巻いていることが当たり前になって存在を忘れるくらいでいいです
それくらいがかっこいいです
ヌメに関してはオイルを入れたくらいで極力特別な事はしてません
使い込んでいった変化を楽しんでくれればと思います
特にここ最近は身の回りの状況は大きく変わる
時代もうつりゆけば価値観も変わる アリがナシで ナシがアリでその杭の位置が日に日にずれ動く
流行廃りも全員右向け右の時代じゃないし、ジャンルやカテゴリーだって細分化されすぎて砂に名前を付けるような無意味さだと思う
変わることを恐れずに受け入れることも大事だが、だからこそ逆に変わらない、というか変われない事も同時に浮き彫りになる
だからこそ切り出したいのは自分の中の アリはアリ
誰にどう言われようが好きな事
my roots の鋲ベルト
それをの自分が思う「今」を入れて切り出してみた