十代のころ、あてもなく渋谷原宿界隈の服屋をただただ歩き回っていたころ
当時原宿のDEPTと渋谷の東京堂にKOZIKの絵が飾ってありました
ブラックユーモアでPOPな絵 個性的な彩色 なんでか強烈にヤラレたのですが、なけなしの手持ちで古着がやっと買えるくらいの懐事情の10代・・当然着れるわけでもない絵に散財できるはずもなく、指をくわえてみているだけの存在だったことを今でもよく覚えています
絵を買うなんて一生無いかも と思っていましたが、今となれば服を買うよりどこか満足度は高いように思います 説明はうまくできませんが・・
服もブーツもバイクも絵も高い安いではなく、その買い物に説明がついて、選ぶまでの行為に血が通っているかが大事なんだと今は思っています
そういう血の通った品々に囲まれて過ごす空間にこそ価値がある
人から見たら・・・・・とかいろいろ言われるでしょうけども まあ好きな買い物なんて大概そんなもんです