世の中には興味深い仕事はたくさんありますが、その中でも一つの素材に特化して技や知識を積み上げている「職人」の仕事は一番興味があります
今日GANZさんから「お香立て」が届きました
自分にとっての「革」の部分が
ganzさんにとっての「鉄」だと思います
扱う素材は違えど、同じような苦悩や心境になることも多いはず
機会があればゆっくりお話しさせていただきたいです
すごく気にいっています 大事にします
http://www.618-ganz.com/
あまりない事なのですが、意識が新作の型起こしにむいています
自分は新しいものを生み出す作業は大げさに言えば天啓に近く、絞り出すものではありません
日々目にしたもの 書き留めたものやら写真を撮ったもの いろいろなミックスがあってはじめて引き出しから出して考察します
落書きのようなデッサン
パソコンでの型紙作り
レザーに配置してスタッズの配色を見る
全体像を見るためのサンプルつくり
だいたいですが4つの段階をクリアできて初めて「新作」なので、途中埋もれていったデザインも数あると思います
時には埋もれていったデザインも引き出しから出してこね直します
今回の新作に対しての何となくの自分のテーマは
「無骨」 「ふと見えた時の存在感」 「引き算の後に」
何のことかさっぱりでしょうが、今何となく目の前にある絵具にはそう書かれています(笑)
今回はすごくニュアンスなお話で抽象的ですが・・・・・・
昨今 「売れるもの」が主流となってきています
では皆「売れるもの」を意識して作らなければなりません
残念ながら売れなければ飯は食えず、仕事というところまで昇華できないでしょう ごく当たり前な事と思えます
しかし売れることに焦点が集まりすぎて、それこそが終着点になっているようにも思えます
みな売れるものを求め、売れるものを作ります
この輪廻はもう何周もまわり続け、大量に宣伝され、大量に誕生し、大量に破棄されていきます
自分はずっと 1対1 の商売をさせていただいてきました
そこで強く思うのは「買いたいもの」を作り続けたいという思いです
見て、触って、巻いて、話して 買いたいと言ってれる
巻いてて、よかったから また見て 話して また買いたいと言ってくれる
すべてはエンドユーザーが良いねと思えるものを提供できるかどうかだと考えています
そのためのクオリティを上げる努力
そのためのメンテナンスです