OILD

R0013161

レザーオイルを入れる作業があります 吟面(表)から入れる場合と床面(裏)から入れる場合とあります
オイルは冬と夏で若干調合比率を変えてあります

ヌメ革が乾燥や伸縮にも耐えられるよう40℃前後に温めたオイルを数回入れていきます
時にヌメの色を濃く見せるために薄くオイルアップする場合もあります

革の場所によってオイルの吸い込みが違うので均等に入れるのは容易ではありません

革を扱う以上、生涯勉強ですがこのような経験値がモノをいう作業は全行程の中で何回かあります
気温、湿度 革の状態  マニュアル化できない部分に惹きつけてやまない魅力と奥深さを感じずにはいられませんね