人の目は確かな物

実にマニアックな話でも少し

ベルトの図案を制作する際、模様を意識して作るのでデザインは均等な等分で割り振られます
要は定規で引いた線上にデザインを配置して幾何学のような文様を意識することが多いです

人の目は規則的に並んだ配列に美しさを感じます

ただ時にデザインを起こしている時、意図的にそれを若干崩して配列を考えるときがあります
それが目にノイズのように違和感を感じるか、それともデザインにある種の「アジ」を持たせるかはさじ加減一つです

製図の段階ではまだ正解は出せませんが、これを実際サンプルを作る過程で微調整して理想の形に仕上げていきます

受け取り方は様々ですから、自身のバランスが正解かは一概には言えませんが、この「アジ」が後をひく美味さになるようになればようなと思っています