「愛着」になれるよう

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新品のベルトはまだ不完全で
使い倒してクセやシワが刻まれて、手垢で変色し
どうにも小慣れた「ヤレ」感が出てきたときある種の完成の一つがそこにあるように思えます

綺麗かと言えば綺麗ではないでしょうし
くたびれた佇まいですが、それだけ同じ時を過ごしたその物にしかない堂々さが心地よいんです

物が飽和している時代に、愛着にまでいける物を作っていけるよう精進していかなければなりません