作成者別アーカイブ: thugliminal

VITE

Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE

噛みつく牙

多量のスタッズを規則的配列し、モチーフを描きました
スタッズで絵を描いたり、文字を作ったりは好きではありません ただ「そう見えるよね」は好きです

「鋲ベルトの枠から出ない事」 
不自由な鉄則ですがこの規制はTHUGLIMINALにとってすごく必要なルールです

正直何度もそのルールを破りたくなるよなアイデアはありました
思う以上に与えられたキャンバスは自由で、創造にかられて動きたくなります
しかし「普遍的な模様」であることが一度気に入ってもらえたら飽きが来ない最大の理由であると考えています

限りあるキャンバスを
ルールに縛られ
与えられたスタッズや色にも限りがある

そこに何年も何年もとどまり作り続けることで、むしろ浮き彫りになる「個性」「オリジナリティ」

それを昇華させたい それは作る喜びや楽しさに変わります

ちょっと話それましたね。。

仕事

Exif_JPEG_PICTURE

長い時間仕事に費やし時間を浪費します
限りある自分の時間を削りながら仕事をします

どうせなら
同じ削り、切り売りする時間ならば

嘘はないほうがいいし
一生懸命やったらいいし
苦労を重ねて前に、上に進んだほうが
同じ時間を浪費するならそのほうが楽しい

理屈の根底にあるものは考えてみた結果、実に幼稚な理由に還されます

まじめに仕事に向き合うつもりよりも、こんな理由だからこそ楽しくできているのかもしれません

1-LINE

DS655

通称 「一連」
シンプルで潔い単一のスタッズを並べただけのデザインです
PUNKSはこれを飾りベルトのように2本目のベルトとしてオーバーサイズで巻きます

thugliminalは通常スタッズ間の隙間を無くして連続して打つこと(通称 連打ち)はしません
ベルトにかかるテンション(腰回りの曲線に沿い伸び縮みすること)を分散させて逃がすことができなくなるためです
最初は良いですが、経年経過後スタッズが外れたり、革が腰に沿った綺麗な曲線を描かなくなります

単純に高級な皮革を使っている意味がなくなるというのもあります
「良いもの」には良いと言われる特徴や意味があります
しかし「良いもの」を生かすも殺すも知識をつけて技術を注げるかどうかにかかっています

単純で飽きのこないデザインが引きたいとこれを作るたびに想うものです

経年経過

Exif_JPEG_PICTURE

人によっては汚れ

人によっては育てた印し

触る場所や水濡れ・日焼けなどの環境変化 
人それぞれの「跡」が刻まれていく様はこちらからすれば爽快です

愛着こそがモノの価値

本当にそうであっていたい

愛着こそがモノの価値だと

WALLET

Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE

愛着がわいたときに壊れるものであってはならない
使い込むことに嬉しさを感じてほしい

それはベルト以外でも同じです

財布にはサドルレザーにオイルを十分に含ませたものを用います
内側を薄くして、外側を3.0mmアップの厚みにしたことで摩擦や日々の日常使用による経年経過にも耐えうるように設計し
すべてシニューで手縫いしてます

言いたいこと書きたいこと山ほどありますが・・・
ずっと楽しそうに話していられるほどに、この財布にはいろいろ詰め込んできました
良ければ手に取り、感じていただけたらと思います

お問い合わせについて

Exif_JPEG_PICTURE

WEBSITEがオープンして以来、いろいろなお問い合わせがございます
不親切なほど対応するべき窓口の文言が少なく、直接メールするのは多少ハードルの設定が高いですが、それをくぐってご質問頂けるのは嬉しく思います。

敷居を高くしたいのではなく、一人でやれる範囲のことを手を抜かずやる
そのため身の丈に合った大きさの窓口にせざるを得なかったのが本音です

価格をWEB上に載せないのも、カート方式の通販サイトにしないのも、1対1でメールを通してお話しさせて頂きたいからです

多少タイムラグがある場合もございますが、できる限り対応いたしますのでよろしくお願い致します

どんな質問でも気軽に話しかけていただけたらと思っています

SHINE

Exif_JPEG_PICTURE

ゴールドとシルバーが
大きいスタッズと小さいスタッズが
背の高いもの低いものが

多種多様な角度からの輝きをひろうデザイン

説明をするならばそうですが・・

一言でいえば 「ハードコア」

「鋲ベルト」のもつ佇まいです

K-2

Exif_JPEG_PICTURE

世界第2位の高峰でエベレストより危険な山
世界一登ることが難しい山
冬季における登頂は未だ達成されていない非情の山

しかし知名度はいまいちです なんせ2位ですから

そんな山を意識して最初から作ったわけではありません

GAVIALよりこれを作るちょっと前に「mountain」というモデルをリリースさせてただいて
それは綺麗な配列で上品に仕上がったのですが、そこにもっと不規則性を持たせてみたくなりまして
どうせなら「不規則」と「規則」の間をとったようなデザインに仕上げたいと挑戦したモデルです

Exif_JPEG_PICTURE

「不規則」と「規則」の間 は遠くから見ると一定の規則性があることに気づきますが、近くで見ると不規則なだけに見える効果があるようです

「売れるもの」と「買いたいもの」

R0011189

今回はすごくニュアンスなお話で抽象的ですが・・・・・・

昨今 「売れるもの」が主流となってきています
では皆「売れるもの」を意識して作らなければなりません

残念ながら売れなければ飯は食えず、仕事というところまで昇華できないでしょう ごく当たり前な事と思えます

しかし売れることに焦点が集まりすぎて、それこそが終着点になっているようにも思えます
みな売れるものを求め、売れるものを作ります

この輪廻はもう何周もまわり続け、大量に宣伝され、大量に誕生し、大量に破棄されていきます

自分はずっと 1対1 の商売をさせていただいてきました
そこで強く思うのは「買いたいもの」を作り続けたいという思いです

見て、触って、巻いて、話して 買いたいと言ってれる
巻いてて、よかったから また見て 話して また買いたいと言ってくれる

すべてはエンドユーザーが良いねと思えるものを提供できるかどうかだと考えています

そのためのクオリティを上げる努力
そのためのメンテナンスです

売れるものは必然で大事ですが、その上に確実にいくつかの「大切なこと」があるような気がします

10分

Exif_JPEG_PICTURE

走るつもりがたった10分
ただ原宿でコーヒーを飲んだだけでも

気のふれた仲間と過ごす時間は楽しいです