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人の気持ちを揺さぶるようなつぶてのような波紋のようなそれこそ音楽のような

それは確かに良く思われればうれしいですが
どうにも思われないような物を作るよりかは雑でも粗暴でも嫌悪でもいいから人の感情が揺らぐものを作りたいなと

物を通して人を見るとか人が出るとか正直わかったふりしているだけで実はよくわかりません

物は物です 生み出した「物」です

でもしかし、そこに汲み取ってくれたらうれしいと思うことを詰め込みから作る事も物自体にも祝福があるのだと思います

人によっては毒
人によっては良い意味の「何か」

その矢面でいなければ作る意味は無いように思います

OIL CORT

一塗り目はレザーがどのくらいオイルを吸うかを見極めるために薄く塗ります
その際、革の文様が浮かび上がるのですが、それが妙にきれいだなと。。

THUGLIMINAL OIL

WEBSHOPが開いたタイミングで販売開始します
もう少々お待ちください

使い方などその時に書こうとは思っていますが、メンテナンスの正解は皆それぞれゴールが違いますのであくまで一般的な情報を乗せようと思います
また調合のレシピに関して時々お問い合わせいただきますが「秘伝のタレ」のようなものですのでご自分で試行錯誤ください

聞く正解とたどり着いた正解は学び獲れるものが大きく違います
どうぞ楽しみながら迷って下さい

偉そうにすいません

洒落る

ゆっくり入れたお茶だとか
吟味して選んだ湯飲みや茶托

どれでも良かったなんて選択肢ではなく、これが良かったに到達するまでに費やした時間と手間が見える物事

きっとそういうことが好きなんだと思います
それが服や小物に気が届けば、それが洒落るというのでしょうね

最初のベルト (DICE)

どこで革が手に入るのかも
どこで道具を買えばよいかも
いやそれ以前にどう作ればよいのかすら知りませんでした

知識を得たくてもそれはうなぎ屋に秘伝のタレのレシピを聞きに行くような話
野暮や無粋の類です

独学だと気取って聞こえるかもしれませんが、単にそれしか方法がありませんでした
そこで生まれる無数の失敗も今は必要な失敗だったと強く思います

写真は作った最初のベルトです
今とは何もかもが違いますが、ここから何も変わらない変わってはいけないものも多くあるように思えてなりません