暖かくなるのは大いに結構

しかし伴って花粉が素直に喜べなくさせます

大きな仕事がひと段落したら、バイクで遠くに行こうかなと思っています

描くという新しい行為

描くと言っても流暢に筆を滑らせるスキルがあるわけではないのですが、自分の中の完成に向けて筆でたたいたり、にじませたりと思うがまま筆を動かしています

10本100本製作完了ではなく、この1本の完成を積み上げる意識で製作に向かうのは、なんというかまあ、性に合っているというか単に楽しくやらせてもらっています

平和すぎて平和が分からぬ

ある日

突然空からミサイルが飛んできて

いつも歩いている道に

戦車が通り、兵士が銃口を向ける

 

大義名分 正義の置き場所 イデオロギー

何を盾に構えて論じようが、殺し歩く物事をどう認められようか

分からないんだよ分かりたくても平和すぎて

だからなんだに囲まれる

作業場にどーでもいいものがたくさんあります

どうしてあるのかもなんで買ったのかもどうにも説明のつかないものばかりです

一度そこに並べたら、もう二度と触らないものなんて言うのもたくさんあります

それでも何かのアンテナに引っかかってここにあるのでしょう笑

ミニマリストとか無駄を省く時代の風潮ですが、まあ何というか くそくらえです

作る 造る

ここ数日も相変わらずの製作の日々

おかげで毎年のことの花粉症にもならずに済んできたが、気分転換に乗ったバイクでいっきに鼻が詰まる始末

まとめて作るとどうしても量産の手順やら動きが必要となってくる

その時に1,2,3ではなく、1,1,1と気持ちを正して作業する

人に渡ればまぎれもなく手元に届いた1本のベルト 当たり前のことを忘れないよう手を動かす

ここからは筆を持って絵付けの作業 まだ新鮮な作業なので楽しんでやろうと思う

目測

ベルトを作るとき、まずそのベルトの寸法に合わせてカットします

もちろんお客さんのサイズに合うことは重要なので、しっかりと測ります

語弊を生むようなことをあえて書きますが、この後は、デザイン以外のカットとかは「目測」です なので人によっては数ミリ短いとか長いとか当たり前のように出てきます

大事なのは揃っていることではなく、1つ1つのベルトは個として完成しているかの1点だと思っています 

目の前にあるベルトが綺麗な佇まいであればそれ以上も以下もなく、決まりきった寸法よりも目測を大事にしています

そもそもオーダーメイドってそういうことでしょう?ちがう?

THUGLIMINAL JET BELT

オールシルバーカラーの JET BELT

手染めしたブラックレザーに単色のシルバーが鋲ベルトらしい仕上がり 使い込み光沢が鈍くなった時にこのベルトの完成点があると思っています

しかし、ここ数か月で写真が撮れたのはこれだけ

出来たら一通りチェックがてら眺めたら、すぐに箱詰めしてしまうのは悪い癖です

2022

いつも季節の節目をあまり意識せず、と言うどころか曜日感覚まであまりはっきりとしていない日々を過ごしているせいで今年もどうやらしれっと始まっているようです

今年は「表現に幅を持たさず、作りたいものを一生懸命作る 」 そんな年が過ごせればと思っています

言葉に起こせば陳腐な文言ですが、楽しんで作る以上に良い物つくりを出来る術を知りません

いろいろ作りますので良ければ見てやってください