
写真の中央の革の端切れが元の色 それを染めて下の革の色に変えました
写真だと分かりづらいのですが、元の革はあせたライトブラウンと言いますか、ぼやけた色味でこのまま使う気になれませんでした
革の質は良いのですが、色味のせいでずっとストックしていました
染色は単純な色の乗算ではありません 染み込むときも 乾くときも 塗る量でも色は変化します 結局はトライし続けていくしかありません
結果から言えば、下の革の色に変化させるために使用した色は「オレンジ」の染料 黄味も赤身もうまく足せたと思っています
いつもより深くそして多めに染料を入れて奥から深く染まるように施工しました
この後、完全に乾いた後に色止めを施します
この深いブラウンを使った新作を製作中です
