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小春日

冬の束の間の気温が緩む日に少し走りました
籠って作業する日々が続いていたので良い気分転換です

革は皮 生き物の皮膚

レザーの生産の過程を見せていただいた時に、当たり前のことに気づきます
硬くハリのある乾燥した革ではなく、生々しく皮膚の形状を残す生産過程の皮はまだそれが牛の皮膚であるという事がどうにも印象的でした

突き詰めて言えばこの世の中で何かの形をしている物は元をただせば必ずや何かの資源を加工したものです
その上でレザーは生き物であるため、それをより鮮明に感じ取れるのだと思います

道徳的観点や美徳で物を大切にしようと思う心をもっとリアルに感じる事が出来た現場視察です

丁寧に作り大切にしてもらう
それが革を扱う物作りを生業にしている者のコアでありたいと強く思います

BOX

ベルトやウォレットを入れる箱は手刷りのシルクスクリーンでロゴを刷っています
業務的に作業をこなしているというより、むしろ楽しんでプリントをしています

しっかり寸法を合わせて全て同じプリント位置になるように規則的にプリントする・・のではく、思うがまま刷っているので全て違う仕上がりになっています

思えば名刺も自分で出力しカッターでひとつひとつ切っています
オリジナリティを追求・・とかではなく単純に自分の癖だと思います

それとこれは要らぬことなのかもしれませんが、箱の裏にいつも手書きでメッセージを書き込んでいます

これもまた癖でしょう(笑)

気分を切り取る

Tシャツは柄だけでは選ばないし、好きなバンドだと言うだけでも着れません

好きなデザインがあって
着ている人のバックグラウンドが感じ取れて
それでいて、ノスタルジー色が強くない物

その点ここらへんのバンドTはすごく気分です
まああくまで個人的見解ですが。。

ちゃんと話して悩んで決める

最初から変わらない事は「対面販売」が基礎である点です

サンプルや写真、時にはその場でスケッチしながらオーダーをまとめます
そして採寸をして細かなカスタムがあれば相談しながら決定していきます
商品が完成した後も基本は会って手渡します

ネット社会の今に逆行するような注文方法でしょうが、偏屈にこだわってこの手法であるというよりも、どうにもこれが正直一番楽しい

コーヒーを飲みながら雑談を交えて好きなものを形にしていく
悩む時間もこれすら楽しめるような空間をいつも作れたらと思っています

DUDE
KEEL
JET STREAM ATTACK!!!

取り扱ってくださる上記のお店の方々もその悩む楽しみを共有し、自分の言葉で説明してくださる方々だと思います

レコードを塗り替える

過去力尽くしても出来なかったことが、今は出来るようになる
その時その時のベストレコードは日々の練習や試行の中で日々塗り替えられていくものだなと改めて思います

今年も去年のクオリティを超えていけるよう凝り固まらず柔らかい発想のもと作業が出来たらいいなと思います

GERUGA 2017 1ST

GERUGA

一見敬遠しがちな鮮やかな色身も、取り込めば色を使う楽しさに気付く
常には見えない服に見え隠れするものだからこそ、色のある着こなしに華を添える気がします

詳細はまた後ほど

     

2017は

こちらの更新も遅れ遅れで、日々追われる作業にばかり手が回っていました
新しいデザインなども仕込みつつ日々を過ごしています

今展示会中のGERUGAでも新しい商品を発表しています

詳細はまた後程

2017はもう少しこちらの更新も頻度が増えればいいなと・・