作成者別アーカイブ: thugliminal

沖縄

沖縄に行って

好きなものを食べて

バイクに乗ってスコールの洗礼を素直に受けて

最北端を目指す旅 良い旅でした

GAVIAL EXVISION SICK

久しぶりにGAVIALのベルトを作りました

文字であって文字ではない
模様に溶け込ませた文字を打ちました

アクの強いGAVIALならではの強いベルト
強烈な個性を取り込んで装いに力強さを足してほしい
そんな気分にしてくれるベルトだと思っています

GAVIALの力を借りた、良い意味で実験的でほかに見ないベルト
ここでしか振るわない筆で描く新しい絵

何かまたひとつ自分の引き出しが増えたような気がします

GERUGA STUCK&WATER BELT


(all photo by geruga)

GERUGAのレザーベルトです
ゲルガ独自の発色を持続させるため、顔料染め(実際には染めてはいないのですが)を施したベルトです

THUGLIMINALで使用する革は元の厚さが7mmほどある極厚のヌメ革です
そしてオイルの含有も通常より多い革です さらに傷やシワもあります そのため本来顔料との相性はよくありません
顔料自体にも粘度と発色性のバランスがありまして、それが革によっても変わるものですから一つの「最適」を見つけ出すのは容易ではありません

同じ種類の革でも個体によって個性があり、それに合わせた顔料もまた何回もテストしたうえでのその一つの革専用の顔料
言葉にすると簡単ですが、自分の細かな指示に技術と仕事で答えてくださった染革の方々の気持ちと熱量が無ければ成しえない仕事だったと思います

手元に来た革を製品に加工する自分の仕事の前に、きちんとこだわって仕事をしている場所を経由したレザーを触るのは身の引き締まる思いがします

革に込めた多くを話せば長くなりますが、つまるところ単純にデニムに合うその発色に「かっこいい」と思えればそれが一番だとも思います

手を添える

革細工はその時の感情や衝動を切り取るにはあまりに時間がかかりすぎる
それを憂いていた時もあるけど

もうそれも何度も考えちゃんと昇華して、それを何度も繰り返し
ただ今は妙に落ち着いたところで手を動かせているというか、なぜそうなのかは説明がつかないんですが

大切な物に手を添える
そんな優しくも強い気持ちで仕事に臨めたらいいなぁと思います

WALEET 2TONE

シンプルなbiker`s walletであること
雑に扱っても壊れないこと
唯一のデザインは2トーンカラーであること一つ

壊れないための技術は思う全てを込めました

10年20年 使い込んでください

移りゆくを知る

物作りの仕事とは至極単純で、反復した作業を重ねることが多いものです

日進月歩は目に見えず、同じような時間を繰り返すほどに寝て起きたらまた動かない同じ日を繰り返しているような錯覚に囚われます

ひとつ ひとつ をもっと実感できるようになれれば何かに気付くことができるかもしれない

同じような日々の中で何となくそう思いました

used 6 years

フルブラックに使うメッキは頑丈で、剥がれ取れるという事はありません
ゆっくり時間をかけて摩耗した部分は地金の色がグラデーションのように表れます

漁港朝飯

恒例の漁港朝飯のちょっとしたツーリング
朝は早いですが、午前中に帰って来れて仕事ができるととても充実した一日になります

海の風ももう心地よい季節になりました

WALLET

ナチュラル(ヌメ)の財布です
良く握るところ 触るところ その人の使い方がそのままアジとなって現れます

革を育てる喜びを感じ取れる方にお勧めです