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plain belt

ヌメ革のプレーンベルト
鋲ベルトのオーダーの中プレーンベルトのオーダーも増えてきたことは単純にうれしいことです

ベルギー産のこのヌメ革は傷も多く、高級バッグのような用途には適していません
しかし堅牢度、経年経過の美しさ、ベルトとして重要な程よい「しなり」 この部分において非常に優秀な皮革です

thugliminalでは堅牢度に問題がないと判断した若干の傷などは避けることなくそのまま使用します

厚いだけでも固いだけでもなく、ムチのようにしなる革
タンニンなめしでストレスなく均等になめされたこの革は使い込むほどに美しさが増していきます

その革の背骨の上の革だけをベルトに仕立てます

オーダーはホームページのcontactからメッセージを頂ければ対応させていただきます

SPIKE BELT

落ち着いているようにも
はたまた攻めたデザインにも見える

付ける人によってどうにでも見える

そんなデザインが好きですね

gavial narrow belt

フリーハンドの走り書きを描きこんで、それだけで「様」になる
そんな芸当を易々とやってのけるのがGAVIALでしょう

thugliminal chain red

連続するデザイン
ありふれているけれど
好きならば飽きない模様

とがった味付けよりもそういうベルトを作っていたいものです

エッジをそぐ

裁断した後、革の断面のエッジ(へり)を落とす作業に入ります
ベルトの表情にもかかわってくる大事な作業です
表面は角をほんの少し落とすだけ 裏は大きくそぎ落とします

ベルトではあまり見ませんが、「片減らし」と言って紳士用のベルトに用いられていた手法です
鋲を打つ際、表を大きくそぎ落とすと革と鋲の表情がケンカするのでこうしています

しかし1つだけだとすぐに終わる作業も量産の場合はそれなりに時間がかかります
疲れるはずもないと思っていた作業で手が痛くなることもしばしば

それでもこう仕上がっていく様子を見ているのはすきですね

オイルメンテナンス

通常革の表面が乾いた時には汚れをふき取り、オイルを入れます
しかしオイルアップするとナチュラル(ヌメ)の場合表面の色味は濃くなります

育ててきた風合いを一気に加速させてしまうのでいつも使っている方と相談しながら決めています
色味を変化させたくない場合は裏から温めたオイルで薄く数回に分けて塗りこみます
その後革を動かしながら様子を見てオイルの量を加減します

こう文章にしてしまえば単純ですが、オイルの量や温度にはいつも注意しています

STANCE

このベルトの説明をしなければと前々から思ってはいますが

「鋲ベルト」

で全て語ったことになるような気がしています