多くの方は反時計回りでベルトを差し込むことと思います
ただ時にその反対からベルトを使用するという方もいらっしゃいます
その場合デザイン反転し、剣先の切り方も逆さとなります
量産ではなくオーダーメイドは、使う方の意に沿うように臨機応変に対応できるのが嬉しいですね
商品であるという事は自己満足ではなく、使い手が満足してくださることで成り立ちます
願わくば「大切な物」と思ってくだされば幸いです
日々酷使しているブーツを空いた時間を使ってメンテナンスしました
ブーツのメンテナンスはそれだけで一つの立派な仕事になるような奥の深い仕事です
最良の選択は餅は餅屋なのですが、出来る範囲でのことは自分でメンテしたいというのもあります
まず綺麗のブラッシングした後に汚れをふき取り、あらかた乾燥させてからオイルアップしていきます
一見写真ですと塗りすぎのように見えますが、良くオイルを吸う部位が見つかれば時間を置かずふき取ります
その後新聞紙や備長炭をブーツの中に入れて、風通しの良いところで少し寝かせています
一生モノとは一生大事に面倒を見るという事
丈夫とか頑丈というのは、すべては手をかけてあげるその上に立つことだと思っています
大事にするという気持ちを忘れずにいたいものです
物作りの工程の大半は手作業の工程ですがここに至るまでいろいろな人の手助けがあり成り立っていることを忘れてはなりません
独りよがりな物作りでも支えられ、助けられ,そうした人の善意で自分の仕事は成り立っています
より良い仕事で物の価値を高めることも、商品に対して責任を持つことも根底で自分を支えてくれる方々えの感謝の念があるからなんだと肝に銘じます
恩は恩で返し、義には義でお返しさせていただく 自分にとってこれは決して不自由な事ではなく、楽しく仕事が出来ている秘訣でもあるのです
名古屋のDUDEさんでお店では初の試みの受注会をやらせて頂きました
多数の方々お話をするにあたり、自分がどの程度機能するのか若干の不安もありましたが
皆、暖かく迎えてくださり、興味を持って説明を聞いてくださり嬉しい限りです
作り手として聞かれれば、何時間でも物作りの話ができるほど、革や仕立てにいろいろな考えや意味を込めているつもりです
ただそれをすべて語れば野暮であると同時に情報が飽和し、本来率直で判断できることすら鈍ってしまうかもしれません
改めてお店の楽しさや接客の奥深さ、対話の重要性などを教えてもらえたような気がします
15周年企画 第2弾です
NEUTRALのステンシルTシャツです
このTシャツに限り、13枚限定の制作となります
ボディーの色(黒を除く)・サイズ・デザインの色など1枚1枚吹くので好みに合ったオーダーが加工です
シルクスクリーンで制作されたTシャツとは異なり、その場でラッカーで吹きつけて作るため「ぼかし」や「ズレ」が生じます
それが独特な風合いを身にまとい ONE AND ONLY な物へと変わります
ただ単にその場で吹きつけるだけの一瞬の技だけではこのステンシルワークは成立しません
吹き付ける作業の前には緻密で繊細な版の制作があります
時間をかけカッターで細かく切り抜き、切り取れることの無いよう計算し1枚の版であるように作業します
そしてためらうことなく素早くその場でラッカーを吹き付けます
正直この最後の工程が美しく、そして羨ましくもあります
コツコツと地味に積み上げて完成する自分の物作りにはこの最後の「瞬間の昇華」がありません
その故の難しさや勢いも必要だと思いますが、いつも羨ましく思いながら作業を見ていました
もう何着かは予約がありますが、まだ製作は可能です
大量生産できない時代の流れと逆行したものですが、その大切さと意味が伝われば幸いです