日々の目の前の作業に追われつつも
ちゃんと未来も目測してそう動かなくてはいけないです
遠回りも立ち止りも今想えばすべては「糧」
ただ寿命は無限ではありませんからそれ相応に
広角で物事が見れるそんなふうに生きていきたいなと
日々の目の前の作業に追われつつも
ちゃんと未来も目測してそう動かなくてはいけないです
遠回りも立ち止りも今想えばすべては「糧」
ただ寿命は無限ではありませんからそれ相応に
広角で物事が見れるそんなふうに生きていきたいなと
良いと思ったものを作り
良いと思ったものを売りたい
正直な現時点の最高点で物を作りたい
それが続けられればそれが一番いいです
仕事ではないですが、革製品のメンテナンスを頼まれることがあります
専門店ではないのでメンテナンス用の道具や技術が豊富ではないですが、一通りやれることをします
使用する上でついた傷やヒビ 汚れ
それをそのままにしておくことはアジとは言いません
まだまだ使うつもりでメンテナンスを定期的に施して、ある日ふと佇まいの良いアジが出てくるものだと思います
昔、祖父の自転車がいいヤレ感だったことを思い出します
傷の上にリタッチの跡があり、錆があればふき取り油をさす
そうして永き時を経過して一言では言い表せない風合いになっていました
大切にしてこそ だと思います
自身、目は良いほうですが歳とともに視力ではなく、乱視が目立つように・・
細かな一点を見つめる事が仕事の主なので、今までに手に取らなかった眼鏡を使うようになりました
細かな作業で使う事 仕事の手もとの距離から姿勢まで話す中で汲み取ってくれる金沢の眼鏡屋さん
言わんとすることが口下手な自分でもちゃんと伝わってると思えました
今度行ったときはバイク用のサングラスを作ろうかと思います
沖縄に行って
好きなものを食べて
バイクに乗ってスコールの洗礼を素直に受けて
最北端を目指す旅 良い旅でした
久しぶりにGAVIALのベルトを作りました
文字であって文字ではない
模様に溶け込ませた文字を打ちました
アクの強いGAVIALならではの強いベルト
強烈な個性を取り込んで装いに力強さを足してほしい
そんな気分にしてくれるベルトだと思っています
GAVIALの力を借りた、良い意味で実験的でほかに見ないベルト
ここでしか振るわない筆で描く新しい絵
何かまたひとつ自分の引き出しが増えたような気がします
(all photo by geruga)
GERUGAのレザーベルトです
ゲルガ独自の発色を持続させるため、顔料染め(実際には染めてはいないのですが)を施したベルトです
THUGLIMINALで使用する革は元の厚さが7mmほどある極厚のヌメ革です
そしてオイルの含有も通常より多い革です さらに傷やシワもあります そのため本来顔料との相性はよくありません
顔料自体にも粘度と発色性のバランスがありまして、それが革によっても変わるものですから一つの「最適」を見つけ出すのは容易ではありません
同じ種類の革でも個体によって個性があり、それに合わせた顔料もまた何回もテストしたうえでのその一つの革専用の顔料
言葉にすると簡単ですが、自分の細かな指示に技術と仕事で答えてくださった染革の方々の気持ちと熱量が無ければ成しえない仕事だったと思います
手元に来た革を製品に加工する自分の仕事の前に、きちんとこだわって仕事をしている場所を経由したレザーを触るのは身の引き締まる思いがします
革に込めた多くを話せば長くなりますが、つまるところ単純にデニムに合うその発色に「かっこいい」と思えればそれが一番だとも思います
革細工はその時の感情や衝動を切り取るにはあまりに時間がかかりすぎる
それを憂いていた時もあるけど
もうそれも何度も考えちゃんと昇華して、それを何度も繰り返し
ただ今は妙に落ち着いたところで手を動かせているというか、なぜそうなのかは説明がつかないんですが
大切な物に手を添える
そんな優しくも強い気持ちで仕事に臨めたらいいなぁと思います
シンプルなbiker`s walletであること
雑に扱っても壊れないこと
唯一のデザインは2トーンカラーであること一つ
壊れないための技術は思う全てを込めました
10年20年 使い込んでください