確かに、というか確実に元を辿れば、鋲ベルトはパンクカルチャーだ
かといって、70年代パンクファッションが鋲ベルトを巻く正解だなんて1度も思ったことはない
そもそも自分自身、そのファッションを通過していない
自分が抽出したかったのは、迎合しないマインドと少数派でも動じない自立精神だ 幹に自分が座ってればそれでいい
その意思表明みたいなものを鋲ベルトに込めた
だからベルトを巻く服装の正解なんてないんだわ
良いと思ったらそれでいいんだ と思う
確かに、というか確実に元を辿れば、鋲ベルトはパンクカルチャーだ
かといって、70年代パンクファッションが鋲ベルトを巻く正解だなんて1度も思ったことはない
そもそも自分自身、そのファッションを通過していない
自分が抽出したかったのは、迎合しないマインドと少数派でも動じない自立精神だ 幹に自分が座ってればそれでいい
その意思表明みたいなものを鋲ベルトに込めた
だからベルトを巻く服装の正解なんてないんだわ
良いと思ったらそれでいいんだ と思う

ようやく、本当にようやく仕込み続けてきたことが、ひとつの区切りを迎えた
数か月前から仕込み始めたサンプルベルトの製作 オーダーメイドで作っては出してしまう性質上、今まで自身が巻くベルト以外手元になかった
気になるモデルがあって、見たいと言われて、出してあげれるのはいつも使い込んだアジの出たベルトばかり。。それじゃああまりにも不親切でどことなく申し訳ない気持ちだった
全てゴールデンサイズ、色も「黒」でとりあえず統一した
そして次に取り掛かったのは「LOOKBOOK」の製作
紙面の構成もやってみたけど、これが実に面白かった 好きなデザインを入れ込みながらも全体のバランスを考えて統一感を出していく 大変だけど、時間を忘れてパソコンに張り付いて作った
無論、素人の自分一人でできるわけもなく、プロの助力も大いにあって冊子が完成した(今入稿してまだ紙面は手元にない状態だが)
次に並行して作っていたのが新しい今年のユニフォーム
我ながら良いものが出来たと思う
この3つの作業と普段のベルト作りをここ数か月ぐるぐると回した いろんな事やるもんだから頭が混乱しながらも一生懸命作った
パソコンのやりすぎもあって身体バキバキになったけど、なんともまあいい充実感 やってよかった


ほぼほぼベルトの製作も終わり、次は早めではあるが今年のユニフォームの製作に入っている
といっても実は気分転換に少しずつ進めていたこともあって、おおかた出来てきている
デザインは鋲のパターンも服のグラフィックもどちらにも行うことなのだが、9割出来たところから毎日少しずつ書き足したり、消したりを繰り返す
細かなところをいじっては日を改め、また修正する 時には元に戻したりも
そうしているうちにデザインがグッと締まる 細部まで血が通った感じがする
もちろんデザインなので皆の好きも嫌いもあるだろうが、自分自身は好きだと心から言える状態になっているものだ
ここに書き込むのも気分転換 またサンプル作りとグラフィックに戻ります
体調も元に戻り、今、ただひたすらに製作する毎日だ
店舗も持たず、卸しもしない オーダーメイドで作ればお客さんに出すだけ この形態のせいなのか自分のために作ったベルトだけがサンプルとしてあるだけだった
ずっとそうだったんだけど、今きちんとしたサンプルを製作している 全種類作るつもりだ
今と昔では配列の間や配色の好みが違うことに気付いたり、今の到達点の技術で昔のデザインを作ると新鮮味があったりと思うことも多い
誰のものでもないベルトをこしらえるのは実に面白くないなと思っていたが、同じ色とサイズで並べられていく様を見て、我ながら壮観な絵面に少し楽しい気持ちになっている
あと立て続けに製作して思うのは身体が本当に衰えているんだなということ
力を入れて鋲を抑える指は震えるし、手首の腱鞘炎もすぐに顔を出した 高い集中力の時間も短くなり、目のピントが合わず老眼や目薬に頼っている
本当にあと何年出来るのだろうか 技術に進歩が見れなくなり、作るものに納得がいかなくなってまで自分はこの仕事を続けていくのだろうか?
そんな弱気になることもあるが、まだやりたいことがある 動くだけ動こう
個性でねじ伏せないとベルトの強さに負けちまうよ ってまだ大口叩けるんだから大丈夫ってもんでしょう



年代は正確には不明ですが1950年代以前のボトルを入手したのでオイル瓶に仕立ててみました
昔々も少し使っていました でももうこれで使い切り 次はないですね
内容量は通常ボトルと同量の約250ml
詳しい使い方はWEBSHOPなどでご覧ください
和紙のシールを探して、どの大きさに切ろうか悩み、デザインを決めて色を悩んで、オイルまみれになりながら充填させて、写真を撮ってなどなど
愚痴ではなく楽しんでやっています
箱書きにも必ず書きますが please take care of it どうか大切に使ってください 本当にそう思っています
そのためのメンテナンスオイル うちの商品ではなくても、物を手入れして本当のアジをだした愛着のある物に囲まれてもらいたい
いやいやマジでそう思っています

時にメンテナンスで戻ってきたベルトを見ると背中心のベルトループ(パンツの背骨部分にあるベルトを通す輪っか)のところでくの字に跡のついたベルトや異様に引っ張られた感のあるベルトを見ることがあります
「ベルト」の大前提
それはパンツが落ちないように巻くもの です
言葉のままです パンツがずり落ちないように巻くものです そのくらいの力の塩梅でベルトはちゃんと機能します ウエストに食い込むように締め付けるものではありません
さらに言えば、立っている姿勢の時に比べ、かがんでいるときは腰回りは太くなります この両方の姿勢に対応できるようにベルトの巻く力にもゆとりが必要です
腰にきつく巻き力仕事の時に腰や体幹を安定させるものは「ガードル」と言います
ガードルは基本服の上に巻き付けて、力のかかる動作が終われば外すものです
正しく使うことで、物は本来の働きをするものです

何年かぶりにバイクグローブを新調した
蜜蝋を含んだオイルでメンテナンスを施して防水性も少しはついたかなと思う
電熱グローブには勝てないけれどローテクのグローブがやはり自分には合ってる
大事に使おう

独りで仕事をしている職業柄、暦のイベントには疎いのだが、忘年会に誘われたり、仕事納めがいつからだとかの会話で年末は意識するようになった
せっかく意識したのだから大掃除なるものをやってみた後、これを書く
今年もいろいろとありましたが、相も変わらず作業台に迎えているということは幸せな事なんだと思う
支えられ、生かされておかげ様様で前を見ていられる ようやく少し先に道が見える
本当に感謝しかない 皆様のおかげだ
自分の「表現」が
自身から湧く「我」を
求めてくれるのならば手が動く限り物をこしらえてみようと思う
皆さま 良いお年を

写真の中央の革の端切れが元の色 それを染めて下の革の色に変えました
写真だと分かりづらいのですが、元の革はあせたライトブラウンと言いますか、ぼやけた色味でこのまま使う気になれませんでした
革の質は良いのですが、色味のせいでずっとストックしていました
染色は単純な色の乗算ではありません 染み込むときも 乾くときも 塗る量でも色は変化します 結局はトライし続けていくしかありません
結果から言えば、下の革の色に変化させるために使用した色は「オレンジ」の染料 黄味も赤身もうまく足せたと思っています
いつもより深くそして多めに染料を入れて奥から深く染まるように施工しました
この後、完全に乾いた後に色止めを施します
この深いブラウンを使った新作を製作中です

普段仕事として受けているわけではありませんが、相当にすごい状態のレザーパンツのメンテを請け負うことに
写真のように水平にしてもパンツがしなることもなく板のようでした

ブラッシングで汚れを落とし、レザークリーナーの乳液タイプで表面の汚れをとります(左半分だけ施工済み)

乾燥させて、うちのオイルをマイクロファイバークロスで丁寧に塗り込みます
非常に乾燥していたので、砂に水を垂らしているかの如く吸い込みました

この写真は3度目のオイルを入れた直後
やっと履ける程度の柔らかさになったと思います
一度に多くのオイルを入れようとせず、時間をおいて革の中でオイルを動かし、また再度足りなければ追加していくのが、綺麗にいくコツだと思います

ついでに自分の革ジャンも軽いメンテナンスを
時々やると面白いです メンテナンス