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HEX
VITE 2/14/2015
JANGO
ROUND JET
K-2 special
先日こちらでも紹介したシルバーのジュエルスタッズが打ってある「K-2」です
シルバーは「jango」製
jango
オリジナルのバックルを制作して着用とのことで、真鍮色の色味を控えて、全体的に銀色が強めの配色に変更しました
自分なりに今までもいろいろなパーツやレザーを厳選して輸入して吟味はしていますが、こういったワンオフが施されるのは初です
お互いの仕事を持ち合い、新しいものを作るというのはまた新しい領域を見出せますね
今後このスタッズが使えるようになるかもしれませんが、その時はまた告知します
ST(2)
SHINE(2)
CHAIN
「チェイン」
つなげるという意味で使っています
90度でも45度でもない角度で進行する新しい試みのモデルです
人の目は曖昧な角度のものを不快に感じることが多いものです
しかし、限られたベルト幅でのキャンバスに施すスタッズワークに、この曖昧な角度が可能性の突破口の一つだと昔から思っていました
ただその不快さを払拭するのは困難で、まだまだ腕が未熟だと思い知らされるばかりで―――――――
ここにきてようやく納得できるものが仕上がりました
星座のような、スターダストのようなイメージですが、知識や経験、時間も全てつなげてできた事に敬意をもって「CHAIN」
写真ではどうも伝わりにくいのですが、このベルトは人に巻かれて立体で見て初めて意とした見栄えになるようです
HEX
hexagon(六角形)から 「HEX」と名付けました
一番細い2.5mm幅ですが、金と銀がセットになっている模様は主張が強くアクが強いです
数多くベルトを作る中で、自身の表現したいデザインには気分や流行りみたいなものがあります
繊細なスタッズの配列で緻密なデザインを起こしたい時期や
無骨な大きなスタッズで鋲ベルトとしてのそれに重点を置いたりですとか
よく「原点回帰」という言葉を最近耳にしますが、自分は回帰する事も回想する気もあまり興味はありません
ただ「初期衝動」を今の技術でまた表現できたらな・・とは考えます
初期衝動を心に持ち、今の腕で表現することが自分流の原点回帰だと思います
少し偉そうにも聞こえますが、強い個性やスタイルでねじ伏せないとベルトが勝ってしまうくらいの強いベルトを作るんだと思い,
やり始めた事が今の仕事です
その意図にぴったりの「HEX」です