カテゴリー別アーカイブ: BELT

flower

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3.5mm幅の「shine」の上位モデルとなります
こちらのモデルは4.5mm幅です

力強く咲く花のようでありますよう

ST

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スタッズの配列は「模様」であることがTHUGLIMINALにとって重要です
頭の中でデザインを起こす時にこのルールがフィルターとなります

今までイメージの引き出しとしてよく活用するのが「バンダナ」の模様です

規則的な模様で主張が弱く、なじみ あくまで主役にはならず日常的な小物の範疇から出ない
どことなく自分の目指すベルトに近いもので好きなアイテムの一つです

STもバンダナからインスパイアされたモデルです
一つ一つのスタッズは山が低く、細かいため無骨さでは劣りますが
小さな鋲で形成するデザインは「模様」としての役目をきっちりと果していると思います

TIGER (GAVIAL)

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中村達也氏の私物で過去虎柄のベルトがありました
今はもう壊れてありません
あれすごくかっこよかったから、うちのレザーで表現できないか?

そもそもはこんな会話から産まれたものだったと思います

レザーに直接特殊なインクジェットを施し、黒以外の部分はレザーオイルだけで濃淡を表現
プリントではないのでその人それぞれの経年経過が楽しめるモデルです

レザーは紙とは違い均等ではないので、オイルを良く吸う部分と吸わない部分 色が変わりやすい部分とそうでない部分とオイルを入れる工程はさじ加減を見ながらゆっくりと観察して作業します

スタッズワークではない 新しいアプローチ
表現の幅が広がったことが素直にうれしく思えます

個人的にはデニムとの相性が良いです
ガンガン使ってアジが出るのを楽しんでもらいたいです

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VITE

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噛みつく牙

多量のスタッズを規則的配列し、モチーフを描きました
スタッズで絵を描いたり、文字を作ったりは好きではありません ただ「そう見えるよね」は好きです

「鋲ベルトの枠から出ない事」 
不自由な鉄則ですがこの規制はTHUGLIMINALにとってすごく必要なルールです

正直何度もそのルールを破りたくなるよなアイデアはありました
思う以上に与えられたキャンバスは自由で、創造にかられて動きたくなります
しかし「普遍的な模様」であることが一度気に入ってもらえたら飽きが来ない最大の理由であると考えています

限りあるキャンバスを
ルールに縛られ
与えられたスタッズや色にも限りがある

そこに何年も何年もとどまり作り続けることで、むしろ浮き彫りになる「個性」「オリジナリティ」

それを昇華させたい それは作る喜びや楽しさに変わります

ちょっと話それましたね。。

1-LINE

DS655

通称 「一連」
シンプルで潔い単一のスタッズを並べただけのデザインです
PUNKSはこれを飾りベルトのように2本目のベルトとしてオーバーサイズで巻きます

thugliminalは通常スタッズ間の隙間を無くして連続して打つこと(通称 連打ち)はしません
ベルトにかかるテンション(腰回りの曲線に沿い伸び縮みすること)を分散させて逃がすことができなくなるためです
最初は良いですが、経年経過後スタッズが外れたり、革が腰に沿った綺麗な曲線を描かなくなります

単純に高級な皮革を使っている意味がなくなるというのもあります
「良いもの」には良いと言われる特徴や意味があります
しかし「良いもの」を生かすも殺すも知識をつけて技術を注げるかどうかにかかっています

単純で飽きのこないデザインが引きたいとこれを作るたびに想うものです

SHINE

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ゴールドとシルバーが
大きいスタッズと小さいスタッズが
背の高いもの低いものが

多種多様な角度からの輝きをひろうデザイン

説明をするならばそうですが・・

一言でいえば 「ハードコア」

「鋲ベルト」のもつ佇まいです

K-2

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世界第2位の高峰でエベレストより危険な山
世界一登ることが難しい山
冬季における登頂は未だ達成されていない非情の山

しかし知名度はいまいちです なんせ2位ですから

そんな山を意識して最初から作ったわけではありません

GAVIALよりこれを作るちょっと前に「mountain」というモデルをリリースさせてただいて
それは綺麗な配列で上品に仕上がったのですが、そこにもっと不規則性を持たせてみたくなりまして
どうせなら「不規則」と「規則」の間をとったようなデザインに仕上げたいと挑戦したモデルです

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「不規則」と「規則」の間 は遠くから見ると一定の規則性があることに気づきますが、近くで見ると不規則なだけに見える効果があるようです

EDGE

DS67

製図上は紙なので想像しにくいのが「ゴールド」と「シルバー」の配分です
きっと答えはありません 正直直感で並べていきます

自身古着のネルシャツが好きなのですがチェック柄を選ぶのに「何でこれが良いのだろう」と考えないのと似ています
気に入る柄は直感でしかなく言葉で説明することは野暮なことに思えます

レザーが黒の時とナチュラルの時、また茶色の時などその時々で自分の正解も違うものです

その何通りもある組み合わせの中で、お客様と相談しながらすり合わせていく作業は実は苦ではなくむしろ楽しい工程です

EDGEはゴールドとシルバーがより際立つよう設計しています

また経年経過後、くすんだ真鍮の色もまた好きな色です

JOLT

DS097

スタッズの配列で難易度と言いますか、打つのに何段階か難しさがあります

基本はベルトに対して90度の進行をするもの
次に45度の進行を知るもの
最後に90度でも45度でもない不規則な進行をするものです

さらに四角い鋲は45度に配列するのが難しく少しずれると綺麗には見えません

JOLTは四角い鋲の45度進行のみで構成されています

連なる斜めの四角 jolt(揺さぶる)しながらも規則的な配列
飽きのこないデザインだと思います