ベルトは引き立て役 見えなくて当たり前
それが黒ならなおさら もっと言えばつけてる本人も巻いていることが当たり前になって存在を忘れるくらいでいいです
それくらいがかっこいいです
ベルトは引き立て役 見えなくて当たり前
それが黒ならなおさら もっと言えばつけてる本人も巻いていることが当たり前になって存在を忘れるくらいでいいです
それくらいがかっこいいです
ヌメに関してはオイルを入れたくらいで極力特別な事はしてません
使い込んでいった変化を楽しんでくれればと思います
特にここ最近は身の回りの状況は大きく変わる
時代もうつりゆけば価値観も変わる アリがナシで ナシがアリでその杭の位置が日に日にずれ動く
流行廃りも全員右向け右の時代じゃないし、ジャンルやカテゴリーだって細分化されすぎて砂に名前を付けるような無意味さだと思う
変わることを恐れずに受け入れることも大事だが、だからこそ逆に変わらない、というか変われない事も同時に浮き彫りになる
だからこそ切り出したいのは自分の中の アリはアリ
誰にどう言われようが好きな事
my roots の鋲ベルト
それをの自分が思う「今」を入れて切り出してみた
説明をいろいろと書こうとしたんですが、単純に似合うなぁと思いました
まあ 似合う以上のことがないもんで、これでいいです
詳細は後日
instagramにも載せましたがGAVIALのTIGERBELTの製作風景です
レーザー加工の文様が平面的にならないよう染めとオイルワークなどで一つ一つを筆や刷毛であえて濃淡が出来るように滲ませていく作業です
自分が納得できるトラ柄になるように革の雰囲気を見ながら陰影をつけていきます
トラ柄を自分の解釈が出来るまでいろいろな画像を見ましたが、ヌメの革でこれを表現するのに正解はないのでどうとらえたかを表現するのみです
ヌメの部分
黄色の染料の濃淡
オイルによる滲み
これが重なり合って何通りもの表情を生むのですが、その仕上がりは1本ずつ表情が変わり実に面白い作業です
ぜひ手に取ってみていただきたいベルトです
thugliminalを始めるとき、何も知識も技術もない中、模索を繰り返しながら牛歩のような成長を糧に格闘していたことを思い出します
「小さな成長と失敗」を繰り返しながら無知識というカラカラの大地に日々水が染み込んでいくのは楽しかったです
いつしか個人でやれることの枠を飛び越えて人の手を借りなければならない作業も増えました
それはそれで悪いという事ではなく、広がった世界の先に必然としてあることだと思います
特に「染色」の部分は大きな施設が必要な事もあり、職人さんにお願いするしかありませんでした
何度も言っていますが、染色はそれだけで一つの極める道になる奥の深い仕事です
より良い物を作るためには職人さんと高次元でディスカッションをしなければなりません
そうするには自分自身実際に手を動かして「小さな成長と失敗」を繰り返すことが近道です
失敗がまた新たな疑問を生み、解決すれば次の課題に挑みます
もとは、より理解を深めるために始めた手前味噌の染色ですが、こうなると自身でやりたくなる性分
いつしか自由な時間のほとんどは染色をする時間に変わりました
染色を初めて数年
商品としてのボーダーは超えたように思います
まだ気に入った色味の数は少ないですが手染めの革のベルトのオーダーを開始していこうと思います
またベルトはwebshopには出していませんでしたが、それも少しずつupしていこうと思います
取り急ぎご報告まで