ゴールドとシルバーが
大きいスタッズと小さいスタッズが
背の高いもの低いものが
多種多様な角度からの輝きをひろうデザイン
説明をするならばそうですが・・
一言でいえば 「ハードコア」
「鋲ベルト」のもつ佇まいです
世界第2位の高峰でエベレストより危険な山
世界一登ることが難しい山
冬季における登頂は未だ達成されていない非情の山
しかし知名度はいまいちです なんせ2位ですから
そんな山を意識して最初から作ったわけではありません
GAVIALよりこれを作るちょっと前に「mountain」というモデルをリリースさせてただいて
それは綺麗な配列で上品に仕上がったのですが、そこにもっと不規則性を持たせてみたくなりまして
どうせなら「不規則」と「規則」の間をとったようなデザインに仕上げたいと挑戦したモデルです
「不規則」と「規則」の間 は遠くから見ると一定の規則性があることに気づきますが、近くで見ると不規則なだけに見える効果があるようです
製図上は紙なので想像しにくいのが「ゴールド」と「シルバー」の配分です
きっと答えはありません 正直直感で並べていきます
自身古着のネルシャツが好きなのですがチェック柄を選ぶのに「何でこれが良いのだろう」と考えないのと似ています
気に入る柄は直感でしかなく言葉で説明することは野暮なことに思えます
レザーが黒の時とナチュラルの時、また茶色の時などその時々で自分の正解も違うものです
その何通りもある組み合わせの中で、お客様と相談しながらすり合わせていく作業は実は苦ではなくむしろ楽しい工程です
EDGEはゴールドとシルバーがより際立つよう設計しています
また経年経過後、くすんだ真鍮の色もまた好きな色です