世の中には興味深い仕事はたくさんありますが、その中でも一つの素材に特化して技や知識を積み上げている「職人」の仕事は一番興味があります
今日GANZさんから「お香立て」が届きました
自分にとっての「革」の部分が
ganzさんにとっての「鉄」だと思います
扱う素材は違えど、同じような苦悩や心境になることも多いはず
機会があればゆっくりお話しさせていただきたいです
すごく気にいっています 大事にします
http://www.618-ganz.com/
中村達也氏の私物で過去虎柄のベルトがありました
今はもう壊れてありません
あれすごくかっこよかったから、うちのレザーで表現できないか?
そもそもはこんな会話から産まれたものだったと思います
レザーに直接特殊なインクジェットを施し、黒以外の部分はレザーオイルだけで濃淡を表現
プリントではないのでその人それぞれの経年経過が楽しめるモデルです
レザーは紙とは違い均等ではないので、オイルを良く吸う部分と吸わない部分 色が変わりやすい部分とそうでない部分とオイルを入れる工程はさじ加減を見ながらゆっくりと観察して作業します
スタッズワークではない 新しいアプローチ
表現の幅が広がったことが素直にうれしく思えます
個人的にはデニムとの相性が良いです
ガンガン使ってアジが出るのを楽しんでもらいたいです
あまりない事なのですが、意識が新作の型起こしにむいています
自分は新しいものを生み出す作業は大げさに言えば天啓に近く、絞り出すものではありません
日々目にしたもの 書き留めたものやら写真を撮ったもの いろいろなミックスがあってはじめて引き出しから出して考察します
落書きのようなデッサン
パソコンでの型紙作り
レザーに配置してスタッズの配色を見る
全体像を見るためのサンプルつくり
だいたいですが4つの段階をクリアできて初めて「新作」なので、途中埋もれていったデザインも数あると思います
時には埋もれていったデザインも引き出しから出してこね直します
今回の新作に対しての何となくの自分のテーマは
「無骨」 「ふと見えた時の存在感」 「引き算の後に」
何のことかさっぱりでしょうが、今何となく目の前にある絵具にはそう書かれています(笑)