作成者別アーカイブ: thugliminal

仕事復帰

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崩していた体調も大分戻ってきました
よく聞く「盲腸炎」 一般的で軽いものだろうと思ってたのですが、軽くすぐに復帰できるものではありませんでした

もう手は動くし再開します
お待たせしている方々お騒がせしました

a new pattern

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新しい型紙をひく日々です
頭の中である絵を実際の形にする大切で重要な作業です

まだまだ頭の中と現物の「ズレ」のようなものは多く、イメージ通りにはいきません
そんなイライラした感情をじっくり何日もかけて感じ続けるときもあります

言葉や音楽のようにパッと表現できるものではなく、失敗への道のりですら何日もかかるのでその分情緒が乱れるわけです(笑)
今回も何回かバイクに跨り逃げましたね・・・

冷静になって何日も眺めながら 毎日「これいいな」と思えたら、はじめて革に打っていきます

まだもう少しかかります 頑張ります

tee

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夏前に毎年楽しみながら作るTシャツです

冬はインナーに
夏は作業着として一年を通して着ています

今年は初めて3版構成にしました
毎年身近な人たちに配るような形ですぐに無くなります(無くなるような枚数でしか作っていません)

楽しんで作って喜んでもらえる 気分転換にもなる

毎年これはやっていきたいですね

弓なり

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約10年前のベルトがメンテナンスのため戻ってきました

thugliminalが、良いベルトの条件にあげるの一つ
「弓なりに体のラインに沿うこと」 それが綺麗に出ています

現在使用しているレザーとは異なりますが、あの当時も今よりも技術も乏しい中、レザーの繊維の目の均一さを気を付けることは出来ていたんだと安心しました

最初は堅いですが、その人の体の曲線に沿うようにレザーは変化していきます
そうすることで初めて厚めに作られたレザーが真価を発揮します

そしてなによりも10年も使い続けてくれたことに感謝いたします
ありがとうございます

TIGER (GAVIAL)

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中村達也氏の私物で過去虎柄のベルトがありました
今はもう壊れてありません
あれすごくかっこよかったから、うちのレザーで表現できないか?

そもそもはこんな会話から産まれたものだったと思います

レザーに直接特殊なインクジェットを施し、黒以外の部分はレザーオイルだけで濃淡を表現
プリントではないのでその人それぞれの経年経過が楽しめるモデルです

レザーは紙とは違い均等ではないので、オイルを良く吸う部分と吸わない部分 色が変わりやすい部分とそうでない部分とオイルを入れる工程はさじ加減を見ながらゆっくりと観察して作業します

スタッズワークではない 新しいアプローチ
表現の幅が広がったことが素直にうれしく思えます

個人的にはデニムとの相性が良いです
ガンガン使ってアジが出るのを楽しんでもらいたいです

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新しい型

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あまりない事なのですが、意識が新作の型起こしにむいています
自分は新しいものを生み出す作業は大げさに言えば天啓に近く、絞り出すものではありません
日々目にしたもの 書き留めたものやら写真を撮ったもの いろいろなミックスがあってはじめて引き出しから出して考察します

落書きのようなデッサン
パソコンでの型紙作り
レザーに配置してスタッズの配色を見る
全体像を見るためのサンプルつくり

だいたいですが4つの段階をクリアできて初めて「新作」なので、途中埋もれていったデザインも数あると思います
時には埋もれていったデザインも引き出しから出してこね直します

今回の新作に対しての何となくの自分のテーマは

「無骨」 「ふと見えた時の存在感」 「引き算の後に」

何のことかさっぱりでしょうが、今何となく目の前にある絵具にはそう書かれています(笑)

次の展開

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色々と新しい試みやら
ダブルネームやら
仕込みや製作・企画に追われる日々です

何ができることやら楽しみでなりません

日々、反復練習した技術で新しい筆を持ち絵をかく

本当に楽しい作業です

moisture

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多くの人はレザーに水分は大敵だとお思いだと思います

しかし「革」も元は「皮」で乾燥したものに油分だけでは不十分だと考えています
しかし不用意ではなく、適度な分量と入れるタイミングがあります

水と言っても様々でして 時に人の化粧水・精製水加工物・まあいろいろとケースに合わせて使用します

ふっくらと水分が入った革に油分を足していきます
化粧水の後に乳液を塗るのと同じですね

また愛着がわくほどに使い込まれて戻ってくることを期待します

in the pit

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雨で出られないので

作業がはかどるかと思いきや

時になぜか乗り切れず こうしてパソコンにむかいながらも

文章も出てこないというとき

こんな日もあるんです

青革 赤革

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ずっと使い続けている革もありますが、鋲ベルトに適しているならばレザーは常にアップデートさせていきます
今の最高は未来の最高であってはいけません

ずっと半ば封印状態であったブルーとレッドのレザーのアップデートがやっと終わりました
構想2年仕込みで1年かかりました
前に使っていたレザーも悪くはないのですが、ほかの革に比べて柔らかいという特徴がほかのレザーに比べてまた異質の個性で統一感に欠けることがアップデートしようと思った要因です

写真はあえて色をぼかしています パソコンではうまく表現できているか疑問でした

正直目で見ていただきたいです
見たことある方は色は前と変わりませんがハリが格段に違いますよ